Joe Bradley（ジョー・ブラッドリー）

1975年アメリカ・メイン州生まれ、現在はニューヨークを拠点に活動するアーティスト。2006年にCANADAギャラリーにてニューヨークでの初個展を開催した際にキャンバスを1色でペイントしたものを組み合わせ人間のような形に見立てたミニマリズム・ペインティングを発表するも当初は作品もほとんど売れずだったが、ベルリンの新進コンテンポラリー・アート・ギャラリーのPeres ProjectsのJavier Peresの目にとまり、その後L.Aの彼のギャラリーにて個展を開催する。その展示を見たキュレーターのShamim Mominが作品をホイットニー・ビエンナーレに招待したことによりアートシーンにて注目を集め、彼のミニマリズム・ペインティングの作品の値段が上がるも、次に開催した個展ではその期待を裏切るかのように全く異なる表現方法にて作品を発表した。その後も世界中のコンテンポラリー・アートギャラリーやアートフェアにてアブストラクトな油絵からモノクロのドローイング、シルクスクリーン、と様々な手法を用いて作品を発表している。